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2016年5月3日火曜日

英語を使う機会を増やす方法: 情報収集

よく日本語よりも格段に英語の情報量のほうが多いという話を聞きますよね。
W3Techsという調査サービスでは、Internet上で各言語の利用割合を確認することができます。
"Usage of content languages for websites". W3Techs.com. Retrieved 2 May 2016.

この調査では英語のコンテンツのほうが日本語のコンテンツの10倍以上多いということになります。(本記事の話題とは外れますが、個人的には、スペイン語、中国語が日本語より少ないのが驚きでした。第一言語がスペイン語・中国語の人もInternet上では英語で発信するということでしょうか。)

英語を勉強するという目的でなくとも、情報を収集する上でも英語で収集したほうが幸せになれるかもしれません。ここでは情報を収集するtipsを3つ + おまけを紹介します。

1つめ: 職場でサボるならはてブではなく、RedditかHacker News

はてなブックマークって自分でブックマークをつけてなくても眺めてるだけで楽しいですよね。昼休みやちょっとした休憩中楽しませてくれます。でもせっかくなら、英語の勉強がてら海外の類似サービスを使うと良いのではないでしょうか。

ここでは2つ紹介します。

Reddit

文化的には2chに近くゆるーい系のネタが多いです。はてブのようにwebページに好き勝手にコメントを書いていて、人気のページはランキング形式で表示されます。またカテゴリ分けもされてるので自分の興味のあるカテゴリを探してその中を掘っていくのは楽しいです。ネタの投稿頻度が高いのか、数時間後に更新するとまったく違う投稿が出てくるので、時間を無駄に消費できてしまいます。

Hacker News

ベンチャーキャピタルY Combinatorのニュースサイト。前述のRedditにも初期投資しています。Y Combinatorのニュースサイトなので、スタートアップ関連とTech系の記事が多いです。求人も投稿されてるので仕事を見つけることもできるそうです。(日本の求人は少ないですが、なくはないようです。)

2つめ: Google Alertsでニュースを集める

Google Alertsは自身の関心のあるニュース記事を自分のgmailアカウントにポストしてくれるサービスです。関心のあるキーワードを指定することで毎日関心の記事を受信することができます。

Googleにログインしているなら使い方は簡単だと思いますが、言語設定がEnglishになってることを確認してください。
キーワードを入力後"Show options"をクリック

LanguageがEnglishになってることを確認

"CREATE ALEART"クリックでアラート(毎日届くメールのこと)が届くようになります。

3つめ: Google Scholorで論文・特許文献を見る Alertを設定して集める


論文や特許について調べるときはGoogle Scholorが便利です。研究を仕事にしてる人はほかにも便利なツールを知ってるとは思いますが、私のようなエンジニアはGoogle Scholorで十分です。(もし読者でエンジニア向けで他のツールが良いと知っていたら教えてください。)

だいたい登録されてる論文は英語で書かれてるものが多いです。もちろん分野によりますが、計算機科学系だと英語が多いんじゃないでしょうか。

こちらもアラートの設定ができるので、キーワード設定によって新しい文献が登録されたときにそのことを即時知ることができます。

おまけ: たくさん情報あって読みきれないときは

以上のように情報収集のチャネルを日本語だけでなく英語も含めることで圧倒的に多くの情報を収集することができます。しかし、読まないといけないものが多くなって時間がいくらあっても足りないという状況になってしまいますよね。そんなときは以下のことを意識するといいのではないでしょうか。
  • たいていの文書は駄文
このブログもそうですが、駄文が多いです。英語で書かれてるとそれっぽく見えますが、よくよく読んでみると駄文だったりします。他人の評価が見える場合は、読み込む前に評価をチェックして見ましょう。(Moderateの値や、被引用数等)
  • 他人の力を借りる
職場の同僚に転送して自分の代わりに読んでもらって要約を聞くというのも手です。いきなり頼むのもおかしな話なので、日ごろから自分で読んで要約を発信することが大事です。「この人の情報ソースおもしろそう!自分も読んでみたい」と思わせてください。
  • 日本語記事が出てくるまで待つ
次の日になったら日本語記事が出てくることも多いです。なので、急いで見なくても一晩寝かすのも一案です。


以上、3つの情報収集方法を紹介しました。ここで紹介できないものもありますが、それは追々本ブログで紹介していきます。


2016年5月2日月曜日

技術系ドキュメントを読んでて困ること

英語で書かれた技術系ドキュメント(本、マニュアル、論文等)を読んでて困ることってありますよね。ここでは私が出くわした困難と対処について紹介します。

使われてる用語・単語がわからない

標準ドキュメントや規格の文書なら必ず用語集(glossary)があるはずなので「読んでる対象+glossary」でググってみれば出てくるはず。

略語はabbreviationsというその名の通りのサイトで調べるとわかります。結構マニアックなものも載ってるのでおすすめです。

あとは普段から単語集を読んで学習ですかね。。。
院単―大学院入試のための必須英単語1800 は、論文読むために必要な単語が多く収録されているのはおすすめです。

言い回しがよくわからない

これはいろいろありますが、即効性の高いものはand/or, コロン(,)の読み方に注意して読むとなんとかなったりします。(初歩的ですが。)
たとえば、A is B, C and D and E is F.は、以下のようなtreeをイメージすれば良いです。
A -> B, C, D
E -> F

そのほかのtipsは思い出したときに紹介します。

全部精読するには時間がない

英語の文書をすぐに読まないといけないときってありますよね。ここでは3つのtipsを紹介します。


著者が日本人なら日本語の似たような文献にあたってみる

著者が日本人で論文だったりすると似たような文献で日本語で書かれたものがあったりします。まずは著者名でググってみるがおすすめ。slideshare等で要約をスライドにしてる場合もあります。


パラグラフの最初の1文だけ読んでみる

パラグラフ(段落)の最初の1文だけよんで、2文目以降は無視します。よくできた文書は最初の1文に言いたいことが要約されてるのでそれだけで意味がわかります。

逆にそれで意味がわからなかったら、それは駄文とみなしてあきらめるのもありだと思います。


Google翻訳で訳して斜め読み

最終手段としてGoogle翻訳で訳してしまうのもいいかもしれません。ただ、気をつけていただきたいのは、入力した文書がキャッシュされてしまうリスクがあります。社内文書とかは入力しないか、一部の文を切り取って秘密にすべき部分を改変して入力するなどの工夫が必要です。


以上、初歩的なものばかりでしたがいかがでしたでしょうか。また思いついたら記事書きます。