職務経歴書は日本語か英語で全然書き方が変わってきますが、外資系企業であれば職場が日本でも英語だけあればOKというところも多いので英語だけ用意してれば転職時も何とかなるかもしれません。内資系でもかぶれた感じで「英語しかないんすよー」って言って通用するんじゃないんでしょうか(それでどうなるかは知りません)。
この記事では私が最近CVを書いたときのやったことをまとめてみます。
CVのフォーマットと執筆方法を決める: reStructuredTextでCV書く
Wordとかで書く人もいるんでしょうが、WYSIWYGって苦手な人多いですよね。私は普段reStructuredTextかMarkdownで文書を書いてるので、CVもそういうmarkup言語で書けたらいいですよね。
もうひとつのmarkup言語で執筆したほうが良い利点としてはversion管理がしやすいという点が挙げられます。gitで管理することも容易になります。
私はこの人のブログ記事を参考にしてCVのテンプレートを入手しました。
リンク先の"This found can be found here"からstyleを入手して、リンク先上部の"Here is the input file"からサンプルCVを入手します。
全部同一ディレクトリに配置したなら、以下のコマンドで一発PDF変換できます。
rst2pdf -s cv.pdfstyle cv.rst
rst2pdfのインストールはぐぐればたくさん出てきますので、そちらを参考にしてください。日本語埋め込む必要ないので、フォントの問題にぶち当たらないので比較的楽にインストールできると思います。
サンプルCVを参考する
後述しますがCVを添削してもらったことがあるのですが、そのときに教えてもらった各職種におけるサンプルCVを確認することができるサイトがあります。
Career FAQのSample Resumes & Cover Letters
オーストラリアのサイトのようですが、一通りの職種においてのCVとカバーレターのサンプルが見られます。
ここにあるものを参考に自身のCVを書いてみてください。
添削してもらう: Upwork(旧oDesk)を使う
自分のCVが出来上がったら必ず誰かに添削してもらうことをおすすめします。interviewerにとって読みやすいものにするという意味もありますが、英語のCVは自分の能力を140%盛るのが普通のようで、その目利きをしてもらう必要があります。大抵の日本人は過小評価する傾向にあるらしく、できればプロに見てもらうほうがよいです。転職エージェントが利用できるなら利用しても良いですが、必ずそのエージェント使って転職しないといけないので少し面倒です。
そのようなときはクラウドソーシングサイトUpworkを使って添削してもらえる人を探すのがお勧めです。
私の場合、「Give advice for my job resume」というタイトルで、本文に簡単なindustryの紹介をして$15で募集をかけました。
すぐに数名から応募がきて、チャットでいい人を選びました。私は、その中で「日本に住んでて何千人というCVを見てきた」という方に決めました。
ここで注意していただきたいのは、必ずどういう流れで仕事を進めるかを共有することです。私の場合、以下の流れでやるとあらかじめ決め明確にしました。
- [こちらから] CVと狙ってるJob Descriptionを送付
- [フリーランサー] Skypeで疑問点を問い合わせる。その場でできるアドバイスはする。
- [こちらから] 修正したCVを送付
- [フリーランサー] 添削する。適宜Skypeで打ち合わせ。(2回を想定)
こうすることでお互いにトラブルを未然に防げます。仮に防げなくても、トラブルをあらかじめ取り除こうとしてる姿勢を見せることが大事だと思います。
私の場合は、添削回数が想定よりも多くなってしまったので、ボーナス含めて$30を最終的な報酬として与えました。
CV作りは、少ないスペースと短い文書で自分の良いところをアピールしないといけないので、なかなか大変です。ただ、これってコミュニケーションで大事で、CV作りを通してコミュニケーションスキルが上がるんじゃないかと私は思っています。
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